
矯正歯科 ホーム > All- on-4|矯正歯科、歯列矯正のスマイルコンセプト
All- on-4(オールオンフォー)は、インプラントを使用した総入れ歯に変わる画期的な治療法です。通常無歯顎の患者さんにインプラントを用いる際は、8から10本のインプラントを使用します。しかし、All-on-4(オールオンフォー)は、4本のインプラントを使用して歯の上部構造を固定する技術が All-on-4(オールオンフォー)となります。
「All-on-4(オールオンフォー)」は、通常のインプラント治療と比較して、
- 従来のインプラント治療に比べてインプラントの本数が少ない
- 従来の治療法と比較して、インプラントの本数が少ないので費用の負担を低減できる。
- 治療回数・期間が短い
- 治療当日より食事が可能
- 従来の治療法と比較して腫れや痛みが少なく患者負担が少ない
という利点があります。
まさに「All-on-4(オールオンフォー)」は、総入れ歯の患者様にとって、またこれから重度歯周病で総入れ歯になる患者様にとって、画期的な治療法です。
それでは、なぜ4本のインプラントで10本の上部構造を固定することができるのでしょうか?
顎骨が硬い前歯部に向かって臼歯部から傾斜角をつけて2本のインプラントを埋入させることでより長いインプラント体をしっかりと利用することが可能になりました。また、前歯部に2本垂直に埋入することにより、わずか4本のインプラントで十分な初期固定を得ることができ、10本の歯を固定する事が可能となりました。手術をしたその日のうちに、簡単な食事ができるようになり、これまで総義歯の患者様にとって、インプラント手術は埋入本数が多く、費用やからだへの負担の点から、非常に敷居の高いものでしたが、「All-on-4(オールオンフォー)」が登場したことによって、インプラント治療というものが、より患者さんの身近になったのではないでしょうか?
歯肉を切開し、顎骨の中央に垂直に溝をあけ、オールオンフォーガイドを取り付けます。このガイドは、インプラントの正しい位置へのドリリングを行うためのガイドとして使用します。

斜角をつけて臼歯部から前歯部に向かってドリリングします。傾斜角をつけると同時に、オトガイ孔と下歯槽神経をさけて埋入していきます。

インプラントを埋入し、オールオンフォーガイドで角度を確認しながら、角度付マルチユニットアバットメント(インプラントの土台)をつけます。

前歯部に、垂直に2本埋入して、マルチユニットアバットメントを取り付けます。

歯肉を縫合したあと、印象をとります。

石膏模型の上で、アクリルレジン製の上部構造の調整を行います。

最後に、患者様の口腔内に仮の上部構造を取り付け、咬合調整を行って、終了です。
